交通バリアフリー推進

スロープ付低床バス意識調査アンケート集計の報告




 平成161115

CILもりおか



は じ め に

CILもりおかは、岩手という地域で、障害者 の自立生活支援活動を行っている団体です。今年度、当団体での交通バリアフリー推進行事 「バスはぼくらにとっても! スニーカー」の運営会議に参加いただいた皆様や、主催行事にご協力いただいたバス機関の皆様ならびに、ボランティアの皆様 に、謹んでお礼申し上げます。

さて、2000年に交通バリアフリー法(高齢者、身 体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律)が施行されて、来年2005年度は法の見直し の年にあたります。当団体、CILもりおかでは一番身近なバスに注目し、高齢者や障害者に とって、バスが使いやすい環境になるための改善と、県民の皆様への周知を目的に、今年度低床バスについてアンケートによる意識調査を実施致しました。

今回の意識調査では、岩手県内のみならず岩手 県外からもアンケートへのご協力を頂きました。また、障害者・健常者問わず低床バスについての意識のあり方、多くの意見を収集できました。しかし、交通に 関する問題は当団体や、運営委員会議内の話し合いだけで改善されるものではありません。多くの方々からの共感の声があって、その声を要望していくことが大 切であると感じました。

今回のアンケート調査によって、当団体として も学ぶことが多くあり、心強く思いました。今後、交通バリアフリーの推進活動を通し、このアンケー ト調査での意見が反映されていきますよう、生の声をバス 会社および行政関係者に伝え、誰もが使いやすいバスという移動権の保障をバリアフ リー化の足掛かりとしたいと思います。

また、今年度10月23日(土)にCILもりおかで主催しました交通バリアフリー推進行事「バスは僕らにとってもスニーカー」では、県民の皆様への周知や誰も が使いやすいバスへの改善を目標とし、各運行路線の利用実態やバス車輌等のバリアフリー状況を、実際にハンディのある障害当事者の目線で調査いたしまし た。これを機に、低床バスが周知され、市民レベルからも公共交通機関のバリアフリー化に対する機運を盛り上げて行こうと思っております。


「バスはぼくらにとっても! スニーカー」主 催責任者              CILもりおか 広報・企画係                           今川 幸子

            CILもりおか 代表

                            川畑 昌子


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